夢月亭~下手の横好き~

夢月亭清修の小説&バス釣りブログ♪小説の更新情報・小説・釣行記録・その他諸々掲載してます★

勝手に感謝しつつ年末の挨拶をば  

明日は大晦日。

今日は2015年のバス釣りを振り返りつつ、今年の記憶(個人的な…)に残る釣果を上げたルアー達に感謝申し上げます!

まずはコレ、「デュエル/MOE-B」
moeb.jpg
ワーミングシュリンプ? というジャンルなのかなんなのか……スローシンキングシャッドと呼んでくれた方が分かりやすいのですが、「直角」に沈むコレが僕は大好きです。

見た目が可愛いし、独特の重心で沈むのでボトムで砂煙を上げるのが得意なコイツ――五月上旬の入間川で初めてのスモールマウスを恵んでくれました。

33㎝だったかな? 個人的なメモリアル。春は野池でもコレで釣れました。ありがとう!

二つ目は「Viva/コーゾースピン」
KIMGkozo.jpg
見た目が超好きです!

このテカり具合、いい加減な目玉、なぜかフューチャーレトロな世界観を感じます。笑

六月上旬に大減水したばかりの悪水質なリザーバーで一本恵んでくれたのが記憶に残りました。ありがとう!

三つ目は「OSP/ブリッツEX-DR」
briz.jpg
最大潜行深度が4mのこれ、ほとんど水深2mくらいまでのエリアで使ってました。笑

岸際のレイダウンに絡めたり、ウィードを切ったり……結構アレコレにぶち当てて使ってましたがほとんど根掛かりしない。

たぶん潜行角度が良いんだと思います。

使えば毎回コンスタントに釣れました。ありがとう!

四つ目は「ジャッカル/ソウルシャッド45SP & 52SP」
KIMGshaddd.jpg
今年最も数釣れたプラグです。

野池、河川、リザーバー、ナチュラルレイク、どこに行っても釣果あり。

こいつの速巻きには本当にお世話になりました。ありがとう! たぶん来年も滅茶苦茶使います!

最後はワームです。「OSP/ドライブクローラー3.5 & HPシャッドテール2.5」
KIMGwaorm.jpg
リグは様々ですが、この二つは数もサイズも恵んでくれました。

フックが小さいのでいつも冷や冷やしながらファイトしてましたね。笑

まぁコレが無いと話にならないような釣行も多々ありましたから、本当に感謝。川村光太郎先生ありがとう!



――とまぁルアーを眺めながら今年の釣りを振り返ってみると、覚えているのは良かった記憶ばかりです。笑

釣れなかったことは忘れちゃうんですよね~ww

だからそう、振り返ったり思い出したりすればまた行きたくなるのが釣り

しばらくはノーバイトノーフィッシュの日々かもしれませんが、来年もたくさん楽しみたいと思います♪


それでは皆様、良いお年をヽ(´∀`。)ノ


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Posted on 2015/12/30 Wed. 23:00 [edit]

category: 未分類

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tag: 釣り 
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小説:不思議なオカルト研究部シリーズ更新!  

本日「幻創文庫」にて小説「不思議なオカルト研究部シリーズ」が更新されました!

第四話 抜粋談
≪あらすじ≫
 オカルト愛好家の集うBar.『オカルティズム』。ここで昨年催された百物語にはオカルト研究部の部員達も参加していた。
 語られたであろう九十九話の中から部員による怪談を抜粋──「柳田邦彦談」「緑ヶ丘翠談」をここに収録。



今回は読み切りです。

柳田邦彦、緑ヶ丘翠が部室にある「OB、OG達の書き残したフィールドワークレポート」をそれぞれ語ります。

なんか、今までと違ってだいぶオカルト研究部っぽい話かもしれません。笑

是非、お気軽に幻創文庫に遊びに来てください♪


本編へ直接GO→第四話 抜粋談

ブログに外伝もあります→第四話外伝(掌編) 『石動美也談』

Posted on 2015/12/28 Mon. 21:20 [edit]

category: 小説更新

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小説:不思議なオカルト研究部 第四話 抜粋談 外伝  

第四話  抜粋談 外伝     夢月亭清修

『抜粋 石動美也談(昨年の百物語より)』

 今晩は、石動美也っす。私も翠先輩、柳田先輩と同じオカルト研究部に所属しているっす。なんで、私も部室にあるレポートから一つ、紹介するっすね。
 これは、R君という部員が書き残したレポートからっす。

 R君は入院しました――えっと……すいません、何で入院したかは忘れちゃったっす。まぁ、兎に角入院したんすよ。
 で、折角入院したことだし、暇つぶしに看護婦さん達から病院の怖い話を集めようとしたんすね。まったく、オカルト研究部員の悪い癖みたいなモノっすよね~。私だったら、仕事で忙しい看護婦さん達を捕まえて話を聞くなんて、申し訳なく思っちゃいます。
 でもまぁ、R君は人懐っこい人柄だったんすかね? 結構色々な話を集めることに成功したみたい――R君はその全てをレポートに書き留めているっす。
 それをまとめて読んでいると、一つ、不思議なことに気が付くんですよ………ふっふっふ~何が不思議なんだと思うっすか?
 実はっすね、何度も重複して登場する話があるんすよ。語り手はその都度違う看護婦さんなんすけど、内容がほとんど一緒なんすね。一部を除いて――。
 その話の内容はこうっす。夜勤で見回りをしていると、廊下で幽霊に出くわすっす。幽霊は危篤患者のいる病室に入っていって、それっきり。翌朝、その病室の人が亡くなっているそうっす。
 これだけ聞くと良くある話、病院の怪談、死神談としては定番っすよね。でも――
 レポートを読んでいると、毎回登場する幽霊が違うんす。
 ある時はお爺ちゃんの霊。
 ある時はお婆ちゃんの霊。
 ある時はおじさんの、ある時はお姉さんの――。
 毎回違う幽霊が出てくる………でも、話の流れ以外にも共通点があって、それはその全ての幽霊が『病衣』を着ていること。同じ病衣を着ているんす。そう――

 その病院の、病衣を――。

 これとよく似た病院の死神談の定番と言えば、登場する霊は「落武者」であったり「炭鉱夫」であったり、まぁどっちかって言うと時代がかった霊が多い気がするっす。
 でも、この病院の霊はどうにも漠然としているっすよね。お爺ちゃんとかお婆ちゃんとか――時代を感じさせない霊っす。だから私、これを読んで思ったんすよ。
 嗚呼、この死神、交代しているんじゃないかって。
 その病院で亡くなった人が死神役になる。死神役は次に亡くなる方の病室を訪れて、更に次の死神役を言い渡す。
 これの繰り返し――。
 レポートを読んだ私の憶測で申し訳ないっすけど、でも、そもそも死神が「炭鉱夫」とか「落武者」って言うのも考えてみれば妙っす。なんで? って感じ。真っ黒な人影に取り囲まれるって死神談の方がそれっぽい。
 だから私、時代がかった霊の出てくる怪談が真実であるなら、私の憶測もありえるんじゃないかって思ってるっす。
 死神役が巡る病院も、在り得る――。

 はい! これにて六十一話目は終わりっす。あ、この蝋燭を吹き消せばいいんすね? え? 語り方が怖くない? もぅ、先輩厳しいっす。そういうの苦手なんすよ~。

                                      ――了


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Posted on 2015/12/27 Sun. 00:17 [edit]

category: 小説:不思議なオカルト研究部

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tag: 小説  オカルト 
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小説:不思議なオカルト研究部シリーズ更新!  

本日「幻創文庫」にて小説「不思議なオカルト研究部シリーズ」が更新されました!

第三話 酒場の守り神 後編
≪あらすじ≫
「どうしてなんでしょう? そんなことが在り得るんですか?」
 在り得るも得ないも、そもそもオカルトを「在る」ものとして考えているところが、この一回生もいよいよ部員らしい。
「まぁ、在り得ちゃうみたいね」
「うむ」
 緑ヶ丘と柳田が肯定する。そして、そんなカルマの事情を如実に語るエピソードが、柳田の口から語られた。
 オカルティズムのマスター、通称カルマさん。彼の行う百物語と彼の事情とは――。


不思議なオカルト研究部シリーズは某大学のオカルト研究部員達が、ゆる~く、様々なオカルト現象に遭遇したりしなかったりするお話です。

是非幻創文庫に遊びに来てください♪
(幻創文庫では平日毎日専属作家の小説を更新しています☆ジャンルも一般文芸・ラノベ・ロマンス・官能・BLと豊富です☆)

ちなみに、オカルト研究部シリーズは第四話も入稿済みなので近日中に掲載される予定です。

またブログにてご報告させていただきますヽ(○´Д`)ノ



本日更新作へ直接GO→第三話 酒場の守り神 後編

前回更新作へGO→第三話 酒場の守り神 前編

シリーズ一覧へGO→不思議なオカルト研究部シリーズ

不思議なオカルト研究部は一話更新ごとにブログにも掌編を掲載中!→カテゴリ 小説:不思議なオカルト研究部

Posted on 2015/12/24 Thu. 23:36 [edit]

category: 小説更新

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小説:不思議なオカルト研究部 第三話 酒場の守り神 外伝  

酒場の守り神 外伝   夢月亭清修


 桃太郎電鉄という有名なテレビゲームを御存じだろうか? ハドソンの看板的なシリーズソフトで、鉄道会社の運営をモチーフにした人生ゲームと言うと解り易いかもしれない。
 プレイヤーはサイコロを振り、出た目の数だけ目的地に近づきながら、「物件」を購入し収益を上げる。最終的な総資産で各プレイヤーの順位が決まるのだが――。
 さて、このゲームの代表的なマスコットと言えば「ボンビー」と呼ばれる貧乏神で、これに憑りつかれると買い集めた資産を勝手に売り払われたり、お小遣いに数百万強請られたり、何かと大変なわけだ。取分け「キングボンビー」なる最大級の貧乏神に憑りつかれると目も当てられない。億が一瞬にして零になる程の破壊的な不運を招き、かの不細工なキャラクターに泣かされたプレイヤーは枚挙にいとまが無いであろう。ゆえに、このボンビーを如何にして避けるか、それがこのゲームの鍵となる。

 桃太郎電鉄――それはカルマにとっても懐かしいゲームの名だ。彼にもあった帰宅部高校生の時代には、暇な夏休みをこのゲームに費やしたと言う思い出がちらほらあって――だがしかし――
 大学を卒業し、運良く酒場のマスターとなった今でも、このゲームのことを思い出すことがあろうとは、「ボンビー」を連想させる存在が近くにいようとは、嗚呼、夢にも思わなかったことだろう。
 店の入り口に設置した防犯カメラの映像にソレが映り込む度に、カルマは初めてキングボンビーに出会った時の衝撃を思い出すのだ。
 ソレ――生まれついてでなければ在り得ない程しなやかな金色の髪。そこに刺さる真っ赤なカチューシャ。そして白い肌、派手な服――。
 そう、某大学の三回生、緑ヶ丘翠の姿だ。
 彼女の来訪を知る度にカルマの背筋は凍りつき、両足は震え、額からは冷や汗が瞬時にして吹き零れる。
「き、キングボンビーが…来た!」
 しかもただ一体のボンビーではない。必ず、その両脇にハリケーンボンビーとミニボンビーを侍らせている。これはゲームの中でも在り得ない恐怖のシチュエーションだ。
 今日は初見の男も一人増えていてる――それもあの女が連れて来たものだから、カルマには新たなボンビーにしか見えない。どう考えても、あの女が連れてくる人間が記念仙人なわけがない。
「や、やばい……ヤバすぎる……」
 カルマは慌ててアイアンメイデンのレプリカの中へと飛び込んだ。
 針の無い鉄の処女の中は凄まじい金属臭がして息が詰まる。が、何振りかまってなどいられるかと言ったところ。収益を増やすためには、貧乏神だけは回避しなければならないのだから――。
 嗚呼しかし、無情にも、処女の扉は一分の後に蹴り開けられてしまうのだった。
 ボンビーを擦り付けることのできるプレイヤーが、ここにはいない。

                 ――了

☆――――――――――――――――――☆

幻創文庫」にて連載中の小説、不思議なオカルト研究部シリーズ三話目の外伝(掌編)になります。

本編はこちら→酒場の守り神 前編

シリーズ一覧はこちら→不思議なオカルト研究部シリーズ

ブログに掲載中の外伝(掌編)まとめ→カテゴリ 小説:不思議なオカルト研究部


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Posted on 2015/12/23 Wed. 20:13 [edit]

category: 小説:不思議なオカルト研究部

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相模湖 バス釣り~心折れて寝た  

override.jpg
今日は会社の先輩と相模湖にバス釣りに行きましたが、一日ノーバイトノーフィッシュで終わってしまいました(っω・`。)

鉄板系をしゃくってしゃくって、時々ジグズル引き、ジグヘッドをボトスト、一応ダウンショットも……。

あの広いフィールドのどこかにある越冬場を探さないとダメそうです。

深いところならいくらでもあるから、中でもベイトの動きとリンクした場所なんだろうなぁ…と想像しますが、魚探が無いのでこれはもう通うしか手段が無い。笑

なんて、この寒い中しょっちゅう足を運ぶのはシンド過ぎるので、春までは月一くらいにしておこうかな…。

来月は本湖の逆側にあるボート屋さんから出るのも手だなぁ…とか。

――まぁともあれ、今日は疲れました。笑

途中心折れてボートの中で横になったのですが、仰向けで見上げる晴天はなんだか久しぶり。

綺麗だなぁ…しばらく眺めていたいなぁ…と思いつつ、朝早かったので直ぐに眠ってしまいました。ww



写真は今日しゃくりまくったメタルバイブs。

カラーネーミングはどれも割と普通なのに、左上の奴だけカタログでも浮いています。

その名も「ツレスギル」。

思わず手が伸びます。w


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Posted on 2015/12/22 Tue. 21:57 [edit]

category: 相模湖

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小説:不思議なオカルト研究部シリーズ更新!  

本日「幻創文庫」にて『不思議なオカルト研究部シリーズ』が更新されました!

「不思議なオカルト研究部 第三話 酒場の守り神 前編」
≪あらすじ≫
「えぇ~、バイトの給料日前だからお金無いっす。私飲みにはいけないっすよ~」
 眉も目も寂しげに垂れ、その顔は「自分抜きで飲みに行っちゃヤダ」「行くなら日を改めて欲しい」と言わんばかりだ。ならばと直也はそれを提案せんと立ち上がったが、同じタイミングで石動の心配を一瞬で掻き消したのが緑ヶ丘だ。今日、これからを推す彼女の言葉は魔法ように効果覿面だった。
「美也、忘れたの? こういう時、私達にお金は要らないのよ?」

 正式に入部し、オカルト研究部員となった直也。彼の歓迎会がオカルティズムという名の怪しげなバーで開催されることに──。
(☆当作品は官能小説ではありません☆全年齢対象!!)


某大学のオカルト研究部員達が、ゆる~く、様々なオカルト現象に遭遇したりするお話です。

幻創文庫では普段官能小説をメインにお世話になっておりますが、こちらは一般文芸カテゴリーの作品です。

そう! エロくない! 官能じゃない! 全年齢対応!!(←ココ大事!!笑)

是非是非、幻創文庫に遊びに来てください♪


本日更新作へGO→不思議なオカルト研究部 第三話 酒場の守り神 前編

シリーズ一覧へGO→不思議なオカルト研究部シリーズ

Posted on 2015/12/21 Mon. 23:19 [edit]

category: 小説更新

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小説:釣り一頁ss No.4「Kと秋の釣り日和」  

小説釣り一頁ss No.4  『Kと秋の釣り日和』   夢月亭清修


 ここのところAの付き合いが悪い。
 Aは俺の幼馴染で、今年の春にバス釣りデビューしたばかりの初心者だ。
 無趣味な仕事人間の癖に妙にロマンチストでナイーブなAが、仕事のストレスで円形脱毛症になりかけているところを「息抜きに良いぞ」と唆して俺が始めさせた。
 最近ではそれなりにハマっている様子で、円形脱毛症も回復を見せていたんだが………いやはや、どうにも付き合いが悪い。
 今日だってそうだ。「良い釣り場を見つけたから行こうぜ」と誘ったが、返事は釣れない内容だった。
「ごめん、その日は予定が…」なんて、釣りをやらなきゃ仕事しかねぇだろうに――と俺は思うのだけれど、なんだってんだ、どんな予定があるって言うんだ、まったく……。
「チッ、おかげでこのありさまだ」
 クランクベイトを投げて毒づく俺の目の前に広がる湖面は、俺の立てる波紋が一つきり。他にルアーを投げ入れるアングラーは見当たらない。
「ポイント責め放題、つーか、貸切状態じゃねぇか」
 俺の手元ではハイギアのベイトリールが軽快に糸を巻いていく。クランクベイトは水面下一メートルを素早く潜行し、心地よい振動を竿先へと伝えた。
 そのクランクがブレイクに絡む岩にぶつかってヒラを打った――その瞬間――
 ぐっと竿先が曲がる。針先が何かを掴む感触が堪らなく心地いい。巻物の釣りでルアーが根掛かりするのと、魚のバイトする感触は似ているがまったく違う――どっちだよ、とツッコミを入れるのはこの場合野暮だ。似て非なるモノなのだ。
 俺は大きく竿を振り上げ、合わせを入れる。
 水面が割れて、魚の顔が見えた。
「デカいっ!」
 跳ねようとするバスをロッドワークでいなす。走り出したらクラッチを切る。やつが潜り込むような障害物は無いのだから、この場合は慌てないことが吉――俺は慎重に魚を寄せ、そいつの下顎を掴んだ。
「やった! 四十五アップ!」
 太った良い魚だった。これは嬉しい。でも――
 そうして振り向いた先に、Aがいない。いつもならここでパターンを説明し、得意げにバスを示して見せるのがお決まりなのだが――。
「なんだよ……初秋は巻物、まだレンジは浅目、マヅメならトップもありだなって教えてやりたかったのによ……日差しが強けりゃカバー打ちだとか、他にもいろいろ…」
 取り敢えず、俺はその魚をスマホで撮って、ラインでAに送り付けた。「すげぇだろ!」の一言も添えて。
 早々に返事が来るわけでもない。
 俺はまた、湖面にルアーを投げいれる。
「んだよ……まったく…」
 物足りない気持ちだった。いつもなら諸手を上げて喜べる四十五アップが釣れたと言うにもかかわらず、なぜかそんな気分になれない。
 こんなに嬉しくない四十五アップは、初めてだった。
「寂しいわけじゃねぇぞ、ちくしょう……物足りないだけだ……くそっ」
 また毒づいて巻いていると、再びアタリがあった。魚の活性は高い。
 こんな秋の釣り日和に野池が貸切なんて、去年までの自分ならそれだけで満足だったのにな、と――ぼんやり思った。

                                           ――了

前話→釣り一頁ss No.3  次話→>釣り一頁 No.5


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Posted on 2015/12/21 Mon. 00:35 [edit]

category: 小説:釣り一頁(つり1ページ)ss

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